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オンラインゲームは、ゲームアカウントやゲーム内資産の売買や譲渡が禁止されていることが多いです。

ゲームを運営しているゲーム会社が利用規約で「データの譲渡・売買を禁ずる」と記載している場合には原則、どんな理由でもゲームデータを自分以外の他人へ渡すことが許されていません。

ゲームアカウントを成長させた人と、ゲームアカウントを欲しいと言っている人がお互いに了承しているにも関わらず、なぜデータを移してはいけないのでしょうか？

この記事では、ゲームアカウントを譲ることが禁止される理由や、利用規約違反をした場合に起こりうるトラブル、危険性について詳しく解説します。

ゲームアカウントを譲ることが禁止される理由

ゲームアカウントを譲ったり売買することが禁止されているゲームタイトルは多いです。

売買取引なので、「取引する2人が良ければ良いじゃないか！」と思う人もいるとは思いますが、そういうわけにもいきません。

ゲームアカウント取引が禁止にされている理由は、主に下記だと考えられます。

それぞれの理由について、詳しく解説します。

ゲームアカウント譲渡が禁止される理由1：トラブルが起こりやすいから

ゲームアカウントの取引では、詐欺などの犯罪を含めトラブルが起こりやすいです。

例えば、現金やゲームアカウントの持ち逃げによる詐欺被害や、アカウントの乗っ取りは珍しくありません。

ゲーム会社としては、トラブルにならないように遊んでほしいという気持ちがうかがえます。

【関連記事】ゲームアカウント交換の詐欺とは？手口・被害にあった場合の対処法

ゲームアカウント譲渡が禁止される理由2：ゲーム会社の持ち物だから

ゲームアカウントはプレイヤー個人の持ち物のように見えますが、実際にはゲーム会社が所有しているものです。

プレイヤーはゲームで遊ぶ権利があるだけで、他人に譲渡をする権利は与えられていません。

ゲームアカウント譲渡が禁止される理由3：企業の利益が減るから

ゲーム会社の多くが、課金という選択肢を用意しています。

基本的にゲーム会社としては、プレイヤーに課金を求めることで楽しめる幅を広げたいと考えているはずです。

ゲーム会社にとってプレイヤーによる課金は、ゲームを開発するための資産になります。

プレイヤーどうしだけで売買取引が進んでしまうということは、ゲーム会社の衰退につながるということです。

ゲームアカウントを譲る場合の危険性とは？

利用規約によりゲームアカウントの譲渡や売買が禁止されているゲームタイトルは多いです。

禁止されているのにも関わらずゲームアカウントを他人に譲る場合には、リスクをともないます。

主なリスクは下記の通りです。

それぞれのリスクについて、詳しく解説します。

ゲームアカウントを譲るリスク1：詐欺

ゲームアカウント売買や譲渡の取引最中にどちらかが失踪し、連絡が取れなくなるなどの方法で詐欺被害にあうリスクがあります。

特にSNSなどの匿名性が高い場所で出会った相手に逃げられてしまい、現金やゲームアカウントを持ち逃げされてしまうケースが多いです。

あるいは、相手の身元が明らかである状況で取引をすることが重要です。

ゲームアカウントを譲るリスク2：乗っ取り

ゲームアカウントを譲り受けたと思ったら、乗っ取られてしまうというケースも珍しくありません。

相手が本当に善意だけで譲ってくれるというケースならあまり考えにくいですが、ゲームアカウント売買で取り返しトラブルが起こりやすいです。

取引相手に文句を言っても「ログインしたのは自分ではない」などとシラを切られてしまい、トラブルになる流れが定番です。

ゲームアカウントを譲るリスク3：ゲームアカウントのBAN

ゲームアカウントの譲渡や売買取引が利用規約上で禁止されているゲームタイトルの場合、取引がゲーム会社にバレると、BANされる可能性があります。

一度BANされてしまうと永久的に該当ゲームタイトルで遊べなくなる可能性もあるので、利用規約を破るときにはじゅうぶんにリスクを理解しておくべきでしょう。

【関連記事】RMTをしたらアカウントが停止されるって本当？なぜバレる？原因を解説

「利用規約を知らなかった！」でアカウントは復活させてもらえる？

他人からゲームアカウントを譲り受けたことが何らかの理由でゲーム会社にバレてしまい、ゲームアカウントを停止されてしまうケースは珍しくありません。

ある日突然「アカウントの譲渡は利用規約違反で無効です」という表示とともにアカウントが使えなくなり、焦ってゲーム会社に抗議しようと考える人は多いです。

では、「利用規約違反であることを知らなかった」と言えば、ゲーム会社は許してくれるのでしょうか？

利用規約はゲームの利用にあたりユーザーが読むために用意されているものです。

読んでいないことが言い訳になるのであれば、利用規約が存在する意味がありません。

抗議をしてみるの価値はあるかもしれませんが、期待は薄いというのが事実です。

ゲームアカウントは譲る前によく考えて！

ゲームアカウントを譲りたいときには、先にゲームの利用規約を確認することをおすすめします。

もし利用規約違反にあたるなら、ゲームアカウントやゲーム内資産を他人へ譲ることにはリスクがともなうということを、しっかり理解しておきましょう。

「大好きなゲームをプレイして稼ぎたい！」という人は、あわせて下記の記事も参考にしてみてください。

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