RMTの許可があるゲームと禁止されているゲームの違いとは?
RMTについて
2022/08/26

オンラインで人とコミュニケーションをとりながら遊べる「オンラインゲーム」の人気は、今に始まったわけではありません。
とはいえ、コロナ禍でオンラインゲームにハマり始めたという人も多く、RMTに注目をするきっかけになったという人もいるでしょう。
そこで、RMTが許可されているゲームと、禁止されているゲームがあることに気づいた人も多いはず。
これらのゲームは一体、何が違うのでしょうか?
▼この記事はこんな人におすすめ!
- RMTが許可されているゲームが知りたい!
- RMTが禁止されているゲームの特徴を知りたい!
- なぜRMTが禁止されることがあるのか知りたい!
この記事では、RMTの許可があるゲームと禁止されているゲームの違いが何なのかについて、特徴を紹介していきます。
RMTの許可があるゲームと禁止されているゲームの違いとは?
世の中には、RMTが公式に許可されているゲームと、禁止されているゲームが出回っています。
では、両者の違いはなんでしょうか?
具体的な定義が決まっているわけではないため、あくまで傾向をまとめて推測すると、「RMTの許可があるゲーム」と「RMTが禁止されるゲーム」の特徴には下記のような違いがあるようです。
▼RMTを許可しているゲームと禁止しているゲームの違い
- 月額課金制であるか
- ゲーム内の経済が回るようにできているか
- クレームの受付体制を整えているか
それぞれについて解説します。
違い1:月額課金制であるか
「RMTの許可があるゲーム」と「RMTが禁止されるゲーム」の違いは主に、月額課金制であるかどうかでわかれることが多いです。
月額課金制の場合、毎月プレイをしてもらうことを固定の収入源としているため、課金プレイヤーたちがRMTをしても収益性にさほど影響は出ません。
一方で月額課金制度を取り入れていない無料ゲームの場合、基本的には無料のまま遊び続けられるように作られています。
数秒間の動画広告を観ると無料でコインが貯まったり、ガチャを回してキャラやアイテムをゲットするようにできていることが多いです。
しかし、無料ゲームはその後「課金」というルートを作り、最終的にはゲーム会社が収益を上げられるようになっているものが目立ちます。
いずれのゲームの場合も、課金者がいるからこそゲーム開発にお金を回すことができるため、完全無料で利用されることは前提としていないはずです。
つまり、無料ゲームと謳っているゲームでも、一部の熱狂的なプレイヤーによる課金を前提にして運営されているということ。
必要なコインやアイテムは公式へ課金を求めることで、収益を発生させています。
それがRMTとなると、公式を挟まない場所で勝手に収益をあげられてしまうため、ゲーム会社にとって収益化ポイントの損失に繋がるということです。
違い2:ゲーム内の経済が回るようにできているか
RMTを公式に認めているゲームの特徴は、ゲーム内だけで経済が回るように作り込まれていることが多いです。
RMTを許可しているゲームは月額制ということに加え、一部のユーザーだけが無料で高レベルになれる方法を用意していません。
一方で無料ゲームの場合は、高レベルユーザーや業者がゲーム内経済を牛耳り、一方的な売り手が生まれやすいです。
高値で取引をしないと渡り合えない、という環境を作り上げやすくなっているため、RMTが流通するほど経済状況の整備が難しくなります。
ゲーム内の経済をゲーム会社が整備できるよう整えられているゲームなら、RMTは悪影響にはなりません。
一方でゲーム会社の手を離れた場所で経済を回されてしまうゲームは、RMTを嫌う傾向にあります。
違い3:クレームの受付体制を整えているか
RMTを許可してしまうと、クレーム数が爆発的に増える可能性があります。
というのも、本来であればゲーム会社にクレームを出すには的外れな問題でも、ゲーム会社へ連絡をすればなんとかなると考える人が一定数存在するからです。
たとえば、
- 「アイテム購入のために送金したのに、相手がいなくなっていた」
- 「コインを売ってくれるはずだったのに、やっぱり嫌だと言い始めたからなんとかしてくれ」
- 「直接会ってお金を渡してもらえるはずだったのに待ち合わせ場所に現れず、アカウントを持ち逃げされた」
などのクレームです。
冷静に考えればゲーム会社側に落ち度はないのですが、RMTによる個人的なトラブルについて、ゲーム会社へ解決を求めるユーザーは必ず出てきます。
そして、ゲーム会社が「対応できない」といえば、カスタマーサポートが悪いなどのクレームがつくでしょう。
つまり、RMTを一律で禁止していれば、ルールを破ってRMTをしたユーザーからの相談を受けずにすむということです。
ゲーム会社がおおやけに「RMTによるトラブルには介入しないので、自分達で解決してくれ」と公表すれば良いようには思えますが、「持ち逃げされたから詐欺師のアカウントを停止してくれ」などの犯罪に対するクレームが増える可能性は、じゅうぶん考えられます。
RMTを許可するということは、ユーザー同士のトラブルに介入しなくてはいけなくなる可能性が上がるため、受付体制を整えていないと難しいということです。
RMTが許可されているゲームの例を紹介
RMTが公式に許可されているゲームタイトルには、たとえば下記のようなものがあります。
- エントロピア・ユニバース
- Second Life
- エバークエスト2
いずれもゲーム内売買が行われることを前提としたゲーム設計が行われています。
RMTが楽しまれているゲームは複数存在しています。
RMTはなぜ禁止されるの?違法って本当?
RMTを禁止する理由は主に、
- 余計なトラブルからユーザーを守るため
- ゲーム会社の収益を守るため
- 犯罪の可能性を減らすため
などがあげられます。
よく混合されて間違われるのが「RMTは違法なのではないか」という意見です。
答えは、「RMTは違法ではない」ため、捕まることはありません。
ただし、RMTを通して詐欺をするなど、犯罪をすれば当然捕まります。
ゲーム内資産と現金を取引するだけなら、フリーマーケットで商品を売買するのと変わりません。
【関連記事】RMTが禁止される理由は?なぜダメなの?ゲーム業界がRMTを嫌う理由
まとめ:RMTを許可するゲームと禁止するゲームの違いは?
RMTを許可するゲームと禁止するゲームの違いは主に、ゲーム会社への悪影響が大きいかどうかです。
月額制をとっているか、ゲームの経済状況をゲーム会社がコントロールできるのか、などがポイントになります。
RMTを禁止されているかどうかは、ゲームタイトルそれぞれの利用規約を確認するとわかります。
利用規約違反と法律違反が別物であることについては、別記事で詳しく解説しています。
【関連記事】RMTで稼ぐのは法律違反?ゲームアカウント売買はダメなのか現状を解説
この記事を書いた人

Tsutomu
RMT歴約15年でゲーム自体はかれこれ35年プレイ歴有。
サービス業に10年ほど就職した後、人材派遣会社の代表取締役に就任。
その後、2021年に当サイト「RMT Channel」を立ち上げ、2022年に記事の執筆をスタート。
ブログ記事では、RMTの安全性やノウハウなど、有益な情報を発信しています。
ゲームをあまりプレイしなくなった方や、忙しくてゲームの時間がとれない方の、お役に立てるサイトになっていれば幸いです。
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