RMTで稼ぐのは法律違反?ゲームアカウント売買はダメなのか現状を解説
RMTについて
2022/06/22
RMT(Real money trade:リアルマネートレード)とは、ゲーム内のアイテムやキャラクター、アカウントそのものを現金(日本円などのReal money)で売買取引をする行為のことです。
オンラインゲームだからこそ可能な取引で、直接知らない相手ともネットを介してRMTを行うことができます。
オンラインゲーム業界にとってRMTは喜ばしい行為ではなく、対策について議論されることもしばしば。
ゲーム会社によっては、RMT行為を利用規約違反として定め、厳しく取り締まるなどの宣言をしています。
結論をお伝えすると、法律違反ではありません。
▼この記事でわかること
- RMTは法律違反?
- ゲームアカウント売買の現状
- 利用規約違反とは?
この記事では、RMTが違法であると間違われる理由や、違法ではないのに問題視される理由、RMTの現在の立ち位置について詳しく解説します。
RMTは法律違反?利用規約違反との違いとは
RMTはまず、法律違反ではありません。
ゲームアカウント自体が違法物ではないため、法律上では売買をすることに問題はないとされています。
つまり、RMTをうまく活用して稼ぐことも、法律違反ではありません。
RMTをしたことが理由で逮捕される、などの心配もないです。
とはいえ、RMTをすることによりユーザー間にトラブルが発生する機会は増えます。
場合によっては詐欺などの違法行為が行われたり、団体がRMTをすることにより運営を妨げるなどの危険性も。
だからこそ、ゲーム会社としてはRMTを規制したいと考えるのも自然です。
ゲーム会社はRMTを規約違反にすることがある
ゲーム会社が利用規約としてRMTを禁止している場合、ゲーム会社は不要なトラブルを回避できます。
例えば、RMT行為を理由として下記のような対応を取り入れているゲーム会社もあります。
- アカウントの停止(BANされる)
- RMT行為で得た報酬を没収
- ユーザー資格を剥奪
RMTをしたことによりBANされた、という声も実際に上がっています。
もし利用規約状RMTを禁止している会社のゲームでRMTをしたいなら、禁止行為をしていることは自覚しなくてはいけません。
当然、利用規約で禁止されている行為をした結果トラブルに巻き込まれた場合には、ゲーム会社は助けてくれることはないでしょう。
そこで、利用規約で禁止されていることを知りつつRMTをする人は、後ろめたさを抱えていることが多いです。
これを逆手にとり詐欺をして、逃げようとする犯罪者がいることも事実。
もしRMTをするなら、取引相手は注意して選びましょう。
【関連記事】RMTがダメな理由とは?警察に捕まるって本当?詐欺が多いのはなぜ?
RMTは国境を超える取引!秩序の乱れが問題視される
RMTはオンライン上で取引をする特性上、ネット環境があれば海外にいるユーザーとも取引ができます。
日本ではRMTが個人間で取引されることが多い一方で、海外では業者が勢力を上げてビジネスとして動いていることも。
例えば中国では、自動実行プログラムなどを操作することで大量にアイテム回収やレベルアップを行うほか、他ユーザーのアイテムを奪い取るなどの悪質業者も増えています。
純粋にゲームを楽しみたいユーザーにも危害を加えてしまっている現状は、さすがに問題視されて当然でしょう。
さらに、詐欺行為を行う業者も発生しており、規制を求める声も上がっています。
とはいえ、国境を超えて取引されるRMT行為自体を規制するのは極めて難しく、問題を取り締まる国際法があるわけではありません。
だからこそ、RMTをしたいユーザーは、自分の身を自分で守る必要があります。
とはいえ、RMTをしていないユーザーが本来のゲームの楽しみ方ができなくなっているレベルであれば、問題視されるのも納得できます。
RMTを規制するのは難しい?取引自体は自然なこと
RMTが問題視される理由としては、下記のようなものが挙げられます。
- ゲーム本来のストーリー性を無視している
- 著作権を侵害する違反者が出ている
- 犯罪者が目をつけやすい市場である
- ゲーム本来の楽しみ方ができなくなる
- お金があるユーザーほど有利になる
ゲーム会社としては、ゲームのプレイヤーに平等に楽しんでほしい、という気持ちがあるはずです。
一方でRMTが盛んになってしまうと、お金をかけて強いアイテムやレアキャラクターをゲットできる人ほど有利になってしまうでしょう。
RMTは需要と供給が成り立ち生まれている取引
とはいえ、RMTに需要があるのも当然といえます。
時間はないけどお金はあるという人がいる一方で、時間をかけてプレイすることでお金を稼ぎたいと考える人もいるものです。
ゲーム資産を買いたい人と売りたい人の需要と供給が成り立つ状態で、RMT取引が簡単に行えるネット環境が揃っていれば、RMTを規制するという方が無理があると言えるかもしれません。
むやみに規制をしたとしても、裏社会での取引を助長させるだけでしょう。
そこで最近は、ゲーム会社が堂々とRMTを認め始めています。
RMTは法律上問題なし!公式に認められ始める時代背景
最近では、RMTを公式に認め始めたゲーム会社もあります。
例えばアメリカのSony Online Entertainmentでは、「EverQuest II」でのRMTを公認しています。
特定のサーバーを使うユーザーのみと限定している一方で、それ以外のユーザーとの間にも特に問題は起きていません。
このようにRMTを公式で認めることで平等性が保たれるのではないか、という意見もあります。
まだRMTを公認しているゲーム会社は多くはないですが、世界が時代の発展と共に対策を考案している最中なのだと言えるでしょう。
RMTは法律違反ではない!アカウント売買を安全に楽しむ方法
RMTは法律違反ではないからこそ、楽しむかどうかは自分次第です。
主なRMT取引の方法は2つあります。
- 個人的に取引相手を探す
- RMTサイトを使う
RMTサイトを使って取引をする方が詐欺に遭いにくく安全なので、おすすめです。
詳しくは別記事で解説しています。
【関連記事】ゲームアカウント売買のやり方とは?引き渡し方まで徹底解説!
RMTは法律違反ではない!身を守るのは自分です
RMTは法律違反ではありませんが、ゲーム会社の定める規約違反である可能性はあります。
ルールは守って遊びたい、という人にRMTは向いていません。
一方で、「時間はないけどゲームを楽しみたい」という方もいるでしょう。
時間がない人と時間がある人とでは、ゲームの進め方にも差が生まれ、不平等であると感じるかもしれません。
RMTをうまく活用してゲームを楽しむ、というのは効率的な策略とも言えるでしょう。
ただし、自己責任・自己判断で取引し、たとえトラブルに遭っても誰も助けてくれないものだと思いましょう。
別記事では、ゲームアカウントをRMTで安全に取引する方法を詳しく解説しています。
RMTを試したいという方はあわせてどうぞ。
【関連記事】ゲームアカウントの交換や譲渡のやり方を解説!安全にやりとりする方法
この記事を書いた人
Tsutomu
RMT歴約15年でゲーム自体はかれこれ35年プレイ歴有。
サービス業に10年ほど就職した後、人材派遣会社の代表取締役に就任。
その後、2021年に当サイト「RMT Channel」を立ち上げ、2022年に記事の執筆をスタート。
ブログ記事では、RMTの安全性やノウハウなど、有益な情報を発信しています。
ゲームをあまりプレイしなくなった方や、忙しくてゲームの時間がとれない方の、お役に立てるサイトになっていれば幸いです。
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さて、RMTはいけないことのように聞こえますが、法律には違反しているのでしょうか?