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他人のアカウントへ不正にアクセスし利用するのは、立派な犯罪です。

つまり、ゲームアカウントを乗っ取られたとしたら、すぐに警察に行くべきだということ。

では、ゲームアカウント売買をしようとして騙された場合、規約違反をしている自分も捕まってしまうのでしょうか？

警察が捕まえるのは、法律違反をした犯罪者です。

では、ゲームアカウント売買でアカウントを持ち逃げした相手は、捕まることはあるのでしょうか？

答えは、捕まることは大いにありえます。

この記事では、ゲームアカウントの乗っ取りで逮捕された事例や、犯罪に巻き込まれたときの対応について詳しく解説します。

ゲームアカウントの乗っ取りは犯罪？警察は動く？

ゲームアカウントの乗っ取りは「不正アクセス法違反」にあたる犯罪なので、逮捕されます。

他人のパスワードやIDを勝手に盗み取ったり、盗み見たりすることで、不正にアカウントへアクセスするなどがあげられます。

不正アクセス禁止法に違反すると、3年以下の懲役または100万円以下の罰金に処されることがあります。

では、不正アクセス禁止法違反となり逮捕された事例をご紹介します。

逮捕事例1：顧客のアカウントを乗っ取った

ゲームアカウント内のキャラを強くする依頼のために、パスワードやIDを教えていたケースの乗っ取り被害が出ています。

ある日パスワードを変えられてしまい、持ち主がログインできなくなってしまったというケースです。

このような事例は、不正アクセス禁止法の違反で逮捕されています。

リピートで依頼をしている相手でも突然犯罪に手を染めることがあるため、他人にアカウントのログインを許可することは危険であると覚えておきましょう。

逮捕事例2：ゲーム内で取引をしてアカウントを乗っ取った

ゲーム内のチャットで、アイテムの交換をするからという理由でパスワードとIDを聞かれ、信頼して教えてしまった結果アカウントを乗っ取られたというケースです。

勝手にパスワードを変えられてしまうと、アカウントにログインできなくなってしまいます。

よく一緒にゲームを楽しんでいる相手でも、ゲーム上で知り合った身元のわからない相手を信頼するのは危ないということでしょう。

逮捕事例3：拾ったスマホのゲームにあるアカウントを乗っ取った

拾ったスマホに入っていたゲームアカウントに不正アクセスをして乗っ取ったという事例もあります。

自分のアカウントへ移行して使い始めたため、不正アクセス禁止法として逮捕されています。

ゲームアカウントが乗っ取られると何が起きる？危険性とは

ゲームアカウントが乗っ取られてしまった場合、どんな危険性があるでしょうか？

例えば、このような被害が出ています。

盗まれたゲームアカウントで遊ばれてしまうのも不快ですが、新たな犯罪へ発展してしまうこともあります。

例えば、アカウントの持ち主を装って繋がっている知人や友人へとメッセージを送る、などの被害が出ています。

メッセージには犯罪予告をするものから、卑猥な写真を送ってほしいなどの内容が含まれることもあり、アカウントの持ち主にとっても不快な犯罪です。

アカウントに個人情報が紐づいている場合には、クレジットカードでグッズを購入されたり、個人情報が盗まれたりする可能性もあります。

ゲームアカウントが乗っ取られた！どうすれば良い？手順で解説

もしゲームアカウントが乗っ取られてしまったら、焦らず冷静に対応しましょう。

それぞれのステップごとに解説します。

乗っ取り対処ステップ1：ログイン履歴を確認する

ログイン履歴が確認できるゲームなら、まずは身に覚えのないログインを割り出します。

もしよくわからなくても、確認できる画面はスクリーンショットや写真をとって、証拠として残しておきましょう。

乗っ取り対処ステップ2：ゲーム会社へアカウントの利用停止を求める

乗っ取られたゲームアカウントのIDをゲーム会社へ伝え、アカウントの利用停止をしてもらいましょう。

できるだけ丁寧に何が起きているのかを説明し、利用停止の申請をします。

アカウントを乗っ取られたら放置をしている間に、他の犯罪へと発展する可能性があります。

乗っ取り対処ステップ3：警察へ相談する

最寄りの警察署へ行って相談しましょう。

証拠となりそうなものは全て印刷して持っていくのがおすすめです。

焦らず丁寧に警察で説明をすることが、解決への近道になります。

ゲームアカウント売買は規約違反！捕まる可能性はある？

ゲームアカウント売買をしようとして犯罪にあってしまった、というケースについてです。

例えば、下記のようなパターンがあげられます。

こういったゲームアカウント売買でトラブルにあうと、「警察に相談したら自分も捕まってしまうんじゃないか」と考える人がいます。

結論、規約違反が理由で捕まることはありませんが、警察が動いてくれるかどうかは別です。

犯罪に巻き込まれたら警察に相談しよう！

ゲームアカウントの売買をしようとしてトラブルに巻き込まれたと言うと、「規約違反をしたんでしょ」「ゲームアカウントの復旧はゲーム会社にお願いして」とあしらう警察もいるそうです。

確かに、ゲームアカウント自体の復旧に関しては警察が対応できる範囲ではないので、警察にお願いするのは間違っているでしょう。

とはいえ、詐欺罪や不正アクセス禁止法に触れていれば、警察は動いてくれるはず。

プレイヤーが規約違反をしたかどうかは警察が介入する部分ではなく、犯罪者が違法行為をしたことに対して動くのが警察の仕事です。

警察が犯罪者を捕まえ裁きがくだされたあと、ゲームアカウントが自分の手元に戻ってこないなどのトラブルがあれば、そこはプレイヤーとゲーム会社の問題になります。

もし規約違反を理由にアカウントが戻ってこなくても、警察が対応できることではありません。

ゲームアカウントの乗っ取りは犯罪！すぐ警察に相談しよう

規約違反と知ってゲームアカウントの売買に応じたため、自分も犯罪者になってしまうかもしれないと考える人もいます。

しかし、自分が不正にお金やアカウントを騙し取っていないなら、心配はありません。

ゲーム会社とプレイヤー間に規約違反があったかどうかは、犯罪が解決してから生じる問題です。

大切なのは、規約違反は違法ではない一方で、詐欺や不正アクセスは犯罪という点でしょう。

そこで警察が捜査に乗り出してくれないなら、違法行為を放置していることになるはずです。

ゲームアカウントの乗っ取りにあってしまったら、すぐに警察に相談しましょう。

この記事を書いた人

Tsutomu

RMT歴約15年でゲーム自体はかれこれ35年プレイ歴有。

サービス業に10年ほど就職した後、人材派遣会社の代表取締役に就任。

その後、2021年に当サイト「RMT Channel」を立ち上げ、2022年に記事の執筆をスタート。

ブログ記事では、RMTの安全性やノウハウなど、有益な情報を発信しています。

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